トレーニングに大切なネタとシャリのバランス。
マッチョマン!な方に多いことなのですが
バーベルやトレーニングマシンの重量は
たくさんあげることができるけど、
ボールを投げたり走ったり・・・
いろんな動きのトレーニング
をしようとすると
何故かどんくさい
って言う人がいます。
真面目にトレーニングしてるから
筋肉は大きくなるし筋力もつきますが
応用が効く体にはなっていないんです。。。
これが「見せ筋を作る」とか、
なんだかかっこよくなりたい
と言うことだけでトレーニングをする
のならばまだいいと思うんだけど・・・。
だけど、勝利に向かって努力していく
アスリートにも多い話です。
特に真面目にウェイトトレーニングに
取り組みまくっている選手の中に、
細やかな動きができなくて
困っている人ってかなりいるんです。
(これは、明らかに指導者の問題です!)
どちらにしても筋肉ガッチリなひとが
いざという時に、動きが鈍臭かったりすると
ドン引きされる
から要注意!
僕はいつもこれをお寿司に例えます。
ネタはいいけど
シャリがいまひとつ。
って伝えます。
いくら一流のネタを使っていても
シャリが二流や三流では
ネタの味が勝ちすぎて
寿司としてはバランスの悪いもの
になってしまいます。
トレーニングも同じなわけで・・・。
目に見える大きな筋肉が鍛えられていても
その筋肉の奥側にある
インナーマッスルと言われる
筋肉たちが鍛えられていて
なおかつそれらが共同で動くような
トレーニングをしていくことで
初めて体形的にも動き的にも
バランスの良い体ができていくんです。
例えば、胸の筋肉でいくと、
「大胸筋」とめくるとその下には
「小胸筋」っていう筋肉があるんです。
ここで・・・、
ちょっと簡単なチェックをしてみませんか。
ザ!体幹トレーニングと言われる
この「プランク」という姿勢。
ここから片方の手をそーっと伸ばします。
伸ばした時に骨盤が動かなければマル。
もし骨盤の位置が変わったり
ぐらぐらしてバランスが
取れないようであれば・・・。
ネタとシャリのバランスが悪くなっています。
もう一つ。
写真のような姿勢で寝てみてください。
※女性はつま先でなくてヒザでオッケーです。
手は「野球のセーフ!」にした状態から
90度肘を曲げてみるとこの姿勢になります。
この位置から、体を真っ直ぐにしたままで
腕立て伏せができれば、
ネタとシャリのバランスが良い状態。
腕立てはできたけど写真のように
体が曲がってしまうようであれば
ネタはいいけどシャリが悪い。
腕立てができないようだったら
伸びしろだらけ!あなたはどうです?
「知ってる」と「できる」は
大違いよ〜!