目先の成功＆未来の失敗vs目先の失敗＆未来の成功

お母さんの叫び声に振り返ってみたら・・・

今日のこと・・・。
近所のハローズでお昼の買い物してたら
僕が転がすカートに後ろから

危ないっ！！！

っと言うお母さんの声が聞こえてきたんよ。

まじでびっくりして振り返ってみたら
3歳くらいの女の子のが
積み重なったカップ麺を
ちょっと触っとるだけじゃった。

大して危なくもないのに
危ない危ない言うてたら、

ほんまに危険を回避せにゃいけん時に
自分で判断する力が
育たんようになってしまうけ

そんなに敏感にならんでも
ええんじゃないかな〜って
思いながら買い物を続けたんよ

（その後も、その子のお母さんは
「危ないっ！！」を連発しとった）

エラーやアウトを100％避けさせたい親の心理

野球の現場でも似たことが起きてるんよ。
それはどう言うことかというと、

投げる場所とかボールの打ち方
エラーした後の表情や声などなど・・・

先に正解を子どもに
与えようとする親御さんって
今ほんまに多いと感じるんよ。

これも気持ちはよ〜くわかるんよ？

「エラーしたらかわいそう」
「なんとか塁に出ていい思いさせたい」

なんていう気持ちの表れなんじゃないかなって思うんです

ヒーローズに初めて来てくれるお父さんお母さんからも、
「正しいフォームを教えてください」
いうご要望をもらうことがようあるんよ。

ヒーローズで大事にしていることって？

もちろんフォームも大事なんじゃけどね、
でも僕はそれ以上に、

自分の体を自由に操縦できるベース

を身につけながら動きづくりをすること
を大事にしとるんよ。

目に見える効果がすぐに出にくいし
最初はミスもよく出るから
「ほんまに上達しょんかな〜？？？」
って思うかもしれんけど、

でも、僕はこれこそが最短で
野球がうまくなるルートだと
思って毎日レッスンやってます！！！

お家でのレッスンの極意は「見守り」

例えば、守備練習でゴロを
うまく捕れんかったとき。

僕はすぐに「手をこうして！」とか
「腰をもっと落として！」とかは言わんのよ。

まずは子どもがどう動こうとしたんかを観察して
ほんで「どうしたらもっと取りやすいと思う？」
って問いかけて、
自分で気づくチャンスを与えるんよ。

すると、子どもは自分の体の動きと
失敗の理由を少しずつつなげられるようになる。

その「気づき」こそが、
同じミスは2度とやらない意思が反映された
本当の成長につながるんよ！！

失敗はマイナスじゃない

小さい危険を全部取り除いてしもうたら
子どもは本当に危ない場面に直面したときに
対応できんようになる。

それと同じで、最初から「正解」
ばっかり教え込んだら、
子どもは失敗から学ぶ機会を失うんよ。

子どもは一度コケるけ、
「どうすりゃ転けんのか」を学ぶのと同じで
失敗そのものが成長のチャンスなんよ！

野球に大事なのは「気づく」こと！

グラウンドの中で起きるエラーやアウトは全部プラスに作用します！

だからこそ
子どもから小さな危険を取り除きすぎんと
最初から正解を押し付けすぎんと
愛と勇気を持って“見守る”こと。

ヒーローズでは、その“見守り”を
通じて子どもが

「自分でできた！」って気づき
成長していく瞬間を
何よりも大切にしとるんよ。

親御さんにできる一番のサポートも同じで。
子どもの挑戦と失敗を信じて、見守ってあげてください！

それが、子どもの未来を大きく開いていく力になりますからね〜！