バッティングのコツはじゃんけんにあり!

こんにちは!
ヒーローズの動きの調律師 伊藤博一です
今回はバッティングの
タイミングの取り方について
悩んでる人が多いので
ちょっと面白い考え方の
ブログ書きましたよ〜
その名も「じゃんけん理論」
!
野球とじゃんけん、
一見何の関係もないよう
に思うかもれんけど、
実はバッティングのコツが
隠されているんよ
マシンでは打てるのに、生身のピッチャーだと打てない?
マシン相手にはポンポン打てるのに
ピッチャーになると打てなくなる💦
そんな経験、ないじゃろうか?
その原因は、
①「ピッチャーの動き」や「ボール」と
②「自分のスイング時間」
が合わないからなんよ。
タイミングがズレるとどうなるか?
どん詰まりで力のないゴロになったり
逆に泳いで弱いフライを
打ってしまうことが多くなるんよ
じゃあ、このズレをどうやって
直せばいいんじゃろうか?
その解決法が「じゃんけん」なんよ!
じゃんけんで学べるタイミングの合わせ方
じゃんけんって誰でもできるよね?
日本中どころか世界中どこでも通じる遊びです。
その理由は、
「じゃん」のタイミングが
みんなピッタリ合っているから!
「じゃん」のリズムさえ
合わせられれば、
あとは「けん」も「ぽん」
もスムーズに続くよね?
この「タイミングを取る力」は
バッティングにもそのまんま
応用できるんよ
バッティングに応用するじゃんけん理論
では、どうやってじゃんけんを
バッティングに応用するのか
手順を下に書きますね!
- 「じゃん」=ピッチャーがグローブからボールを出した瞬間
このタイミングで自分のスイングの「テイクバック」を取ります。 - 「けん」=ボールのリリースをじっくり観察する
この瞬間にボールの軌道やスピードを見極めます。 - 「ぽん」=バットを振り出してインパクト!
「けん」で見た情報を元に、迷わず一気にスイングしましょう。
このタイミングでバッティングすると
不思議なくらいスムーズに
インパクトできるんよ!
タイミングの裏側にある神ワザ
ここで少し計算のお話を書いておきます。
(ここは飛ばしても大丈夫です)
例えば、時速120kmのボールを打つ場合
ボールがミートポイントに届くまでの
時間はわずか 0.45秒!
そして、バットを振るのにかかる
時間がだいたい約 0.25秒 じゃから
ボールを見極めるための時間は
なななんと 0.2秒 しかないんよ!
バッティングって
こんな短い時間の中で
「タイミング」を合わせる
まさに神ワザなんよね。
【詳しく知りたい人向け】タイミング計算式
時速120kmで投げられたボールが
ピッチャープレートからリリースされて
ホームベース近くまで来る
タイミングの計算式を書いておきます
- 移動距離:15メートル
- ボール速度:120km/h
- 計算式:距離 ÷ 速度(単位を合わせる)
計算を分解すると以下のようになります:
15(m)÷120(時速)÷1000×60×60=0.45秒です!
※移動距離の「15m」は18.44mから
①投手板から2.0m離れたところでリリースと仮定
②ホームベースから投手方向に1m前のポイントで打つと仮定
で計算しています
野球を「時間」で考えると見えてくる新しい世界
タイミングという言葉の
語源は「TIME」。つまり、時間がカギなんよ。
野球を「時間」という軸で
考えられるようになると
バッティングだけでなく
守備や走塁にも新しい発見が
たくさん出てきますよ〜!
バッティングが難しいと感じる時は
タイミングのズレが原因であることがほとんどなんよ
でも、そのズレを直すコツは
みんなが知っている「じゃんけん」にあるから。
ぜひ試してみてください!!!