「トン先」に力を入れて、球速アップ!
2月1日からプロ野球のキャンプが始まって2週間。
そろそろオープン戦が始まったり、
春の甲子園が始まったり、
どんどん野球のニュースが増えていくんだろうな。
今日はそんな野球のトレーニングで
よくある間違いを1つお知らせしますね!
それはこれです
市販されているハンドグリップで
握力を鍛えたとしても、
野球やソフトボールなどなど
ボールを投げる力は鍛えることができません。
それはなんでかと言うと、
ボールが離れる瞬間に
1番力を加えたいのは
指先
だからです。
ボールリリースの瞬間は
こうなってる。美しい・・・
岡山弁で先っちょのことを
「トン先」言うよね。
そのトン先に力を加える感覚を養ったり、
トン先からの握力を上げていけば、
強いボールを投げることができるんです。
オススメなトレーニングはこんな感じで。
砲丸投げの鉄球のような
重いボールを握って
上下に振ってもボールが落ちないように
するような握力トレーニングです。
実際に指が伸びて、握る力の方が負けると
鉄球は地面にドスン!します。
こんな時は、実際の投球に換算すると
ボールは狙っていたとこよりも
上向きに投げ出され
しかもボールに加えるスピンの量が減るので、
力のないボールが上方向に抜けていくと言う
「すっぽ抜け」
というボールが出ます。
それを予防して、
さらに強いボールを投げるためのトレーニングです。
こんなん、実は昔は結構やってた。
「科学的トレーニング」と言葉がもてはやされるようになってから
昔ながらのトレーニングのほとんどは姿を消したけど、
本当は、淘汰されてはいけないようなトレーニングも
たくさんあったんじゃろうな。。。
科学であろうが非科学であろうが、
現場の選手が喜んで、
レベルアップに貢献できるような
トレーニングをどんどんやっていきますよ!